Newface Interview

ニューフェイスインタビュー

山口 達也 山口 達也 山口 達也

関西の雄・立命館大学からフォワードの要がアークスの一員に!
高校時代は全国強豪・常翔学園で活躍。父は元花園優勝メンバーというサラブレッドで、大学時代は関西学生代表も経験。
期待のルーキーの素顔とは?

ラインアウト、スクラムにこだわり。
新戦力は大阪出身の強力フッカー。

花園優勝メンバーの父に誘われ、楕円球の道へ。

まずご出身から教えてください。

出身は大阪府大阪市です。高校卒業まで(大阪市で)育ちました。2人姉弟で、5歳上に姉がいます。

スポーツは幼稚園に入るくらいから水泳をやって、小学校に上がるくらいにラグビーを始めました。

出身ラグビースクールはどこですか?

小学校6年間、大阪中央ラグビースクールに通っていました。
ただ小学校5、6年生の時、仲良くしていた友達が全員野球部に入ってしまって、気持ちが揺らぎました(笑)。
僕も何ヶ月か野球をやっていました。

ラグビーを始めたきっかけは?

お父さん(山口友利さん)がラグビーをしていて、近くにラグビースクールがあるから行ってみるか、という感じでした。

お父さんは大阪工大高(現常翔学園)の優勝メンバーでした(1981年度大会/【決勝】大阪工大高13-4秋田工)。プロップをしていて、高校卒業後は大阪府警でプレーしていました。

ラグビーを始めた当初から「向いている」と思いましたか?

向いている感じはしなかったですが、他の子と比べて身体が大きくて、独走したりするのが気持ち良かったです。
(小学校高学年で)160センチ後半はあったと思います。

中学時代は、相生中学校でラグビー部に入りました。最初のポジションはウイングで、大きかったのでロックもやりました。

高校1年は先輩たちが花園制覇。
高校3年は花園府予選決勝でまさかの――。

高校は大阪の強豪・常翔学園に進みました。

同期には、同じ立命館に行った山本貫太(現NTTドコモ)。明治に行った高橋汰地がいます(現トヨタ自動車)。

常翔学園では入った時からずっとナンバーエイトでした。
入った時に自分でポジションを決められるんですけど、どこに行ったらいいか分からなくて(笑)。

ナンバーエイトが少なかったので「じゃあエイトにしよう」と。
それがきっかけですが、ボールを持つ機会が多いので楽しかったです。

No.8だった常翔学園時代。

当時の常翔学園はどんなプレースタイルですか?

僕らの2つ上が花園で優勝した代でした(2012年度大会/‘08年の校名変更後の初優勝)。
あの時は明治みたいな力強いフォワードで、バックスで展開して取りきる、という形でした。

高校1年ではチームが花園制覇。2、3年生の時の結果はどうでしたか?

高校2年生のときは(府予選)決勝で東海大仰星にボコボコにされました。
そのときは靱帯を切ってしまい、出られませんでした。

インタビューの事前アンケートでは、最も印象に残っている試合として、高校3年の花園予選決勝を挙げていますね。

あの時の試合内容はよく覚えていないのですが、印象に残っています。

その時の相手は、前年度に喜連選手らを擁して花園ベスト4になった大阪桐蔭でした。

ラストワンプレーで逆転されて、負けました。
その代はそこまで強くないと言われていて、サニックス(ワールドユース)でもダブルスコアくらいで勝っていたので、少し油断もありました。

あの試合は最初からボールが上手くつながらず、キープレイヤーが狙われたりして、自分たちのミスも頻繁にありました。後半にこっちが逆転もしましたが、最後は攻められてPGを狙われ、逆転されました。

終わった後は「負けたん」みたいな感じになって。でも握手してスタンドの方に行ったら、スタンドの全員が泣いていましたね。

フッカー転向は高校時代のニュージーランド留学が原点。

立命館大学でも最初はナンバーエイトですか?

いや、身体が小さいので、大学に入る前から野上先生(友一/常翔学園監督)に「1番(プロップ)をやれ」と言われていました。

ただ、高校2年の時にニュージーランドのオークランド、ケルストン・ボーイズに留学に行ったときに1か月間、フッカーでプレーしたことがあって。そこで初めてラインアウトとかをやって楽しかったので、それで大学でフッカーに挑戦してみようと思いました。

大学でのレギュラーはいつ頃からですか?

最初に試合に出たのは2年生の春です。

立命館大のプレースタイルは?

今もそうなんですけど、ディフェンスのチームです。
ディフェンスで取り返して、そこから攻撃してトライを取ろうという。毎年ディフェンスからですね。

近畿大学戦のVest tackle!

大学時代の印象深かった出来事は?

悔しかったことがありました(笑)。

大学3年になる前、春にレギュラーをかけた争いがあって、みんなが横並びで並んでいたんです。個人面談で監督に呼び出されて、フッカーの全員が「ここが勝負やから」「練習の一つひとつで決まる」と言われていました。

立命館はスクラムに力を入れていて、スクラムでレギュラーが決まるみたいなところがあります。それで毎回の練習で、メンバーを変えながらどんどんスクラムを組むんですが、そこで全部押されて、大泣きしました。

スクラムで押され、グラウンドで泣いた。

勝手に涙が出てきました(笑)。ラグビーで泣いたのはそれが2回目でした。
初めて泣いたのは、高校で卒業して引退した時です。

その年は結局レギュラーになれなかったのですか?

最終的には一番上まで行きました。
スクラムで負けたぶん、他のプレーで取り戻そうということで、タックルやアタックでも激しさを出しました。

大学4年時はフォワードリーダー。
一番の思い出は卒業旅行。

大学時代のチームの最終成績は?

大学2年は選手権に出られず、大学3年は選手権で慶應に100点ゲーム(12●102)をされました。
関西リーグで2位だった大学4年のときは、明治に初戦で負けました(19●50)。

大学4年時に関西2位。学年を重ねるごとに成績が上がっていきました。

そうですね。大学4年のときはキャプテンの古川(聖人/現トヨタ自動車)がケガから帰ってくると、引き締まりました。すごいなと思いましたね。

大学公式戦初トライ。同志社戦にて。

山口選手もフォワードリーダーを務めました。古川主将のいない時期はチームをまとめていた?

僕は結構精一杯で。スクラムリーダーもしていて、ラインアウトも見なければいけないので、フォワードだけ見ていました。自分はリーダータイプではありません。

ただフォワードリーダーをしたことで、たくさん勉強するようになりました。
伝えることを理解しないと伝えきれないので。

大学時代の良い思い出は?

卒業旅行のグアムですね。ケガで来られない人もいましたが、ほぼ全員で3泊4日で行きました。
いつもはグループで分かれていたりするのですが、この時は全員で遊んだり、バーベキューをしたり。
はっちゃけました。楽しかったです(笑)。

甘い物が大好き。帰省土産はチーズケーキとクッキー。

本拠地・アークス浦安パークの使い心地は?

すごいですね。大学3年生の時に初めてチームに来たときは二俣グラウンド(以前の練習拠点)でまだなかったので、びっくりしました。

お気に入りの場所は?

お風呂ですかね。温かいお風呂や水風呂があるんですが、研修で同期5人だけで練習していた時、みんなで喋りながらお風呂に入るのが楽しかったです。一人が結構ダメで、誰かといるのが楽しいです。

ゴールデンウィークはどう過ごしましたか?

大阪に帰りました。お土産にチーズケーキやクッキーとか買って。
もっと良い物も考えていたんですけど、仕事などが結構忙しく、外食にも出かける機会もなかったので。

よくケーキやクッキーを買ったりするタイプ?

甘いものが大好きで(笑)。昔から甘いものばかり食べています。
両親が家に結構(甘い物を)ストックしてくれていて、食べちゃいけないって分かっているけどやっぱり食べてしまう、という感じです。

ご自身の性格をどう自己分析されていますか?

強そうな人とはあまり喋れないですね。1対1では喋れますが、何人かといると黙り込んでしまいます。

よく言われることは、いつもニコニコしているということですが、課題はコミュニケーションですね。

大学でも半年くらい経ってからチームに慣れてできるようになったんですけど、もう少し早めに、と思っています(笑)。

ルーキーイヤーは一生懸命。
「きれいなラインアウト、強いスクラムを見せたい」

シャイニングアークスはスクラム強化に力を入れているチームでもありますね。

自分もスクラムにこだわりがあって、シャイニングアークスに入ることができたのは、そこが一番大きいと思っています。スクラムの部分を見てもらえました。

大学3年のときに一度練習に参加したとき、何回か押すことができました。ただ当時と比べて、今のシャイニングアークスのスクラムは全然違います。めっちゃ強いです。今はまともに組めません。
低さ、身体の使い方、ヒットスピード、何もかも違いますね。

刺激を受けている真っ最中ですね。

最初はまともに組めなかったので、戸惑いや不安もあったんですけど、徐々にやっていくことを楽しめることができています。負けても「どう改善したら勝てるか」を考えるようになりました。今は練習から試すようにしています。

先輩はみんな優しくて、分からないところを教えてくれます。聞きにいっても、何かしてる時でも優先して教えてくれたり。優しい先輩がいっぱいいます。

では最後に、ルーキーイヤーの抱負を聞かせてください。

やっぱりセットプレーにこだわっていたので、セットプレーできれいなラインアウト、強いスクラムを見せたいですね。

カップ戦はできるだけ多く出場して、こだわっているセットプレーで、監督・コーチたちの評価を上げたいです。一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします。

今年の意気込みを漢字1文字で表すと…

今年の漢字1文字

山口達也(やまぐち・たつや)

生年月日
1996/6/18
身長/体重
175cm/101kg(インタビュー時)
出身地
大阪府
出身校
常翔学園ー立命館大
略歴
関西学生代表。
警察官の父・友利さんは大阪工大高で花園優勝。
その他
ニックネーム:たつや
好きな食べ物:オムライス

山口選手の秘蔵写真はコチラ