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Newface Interview

ニューフェイスインタビュー

シルヴィアン・マフーザ シルヴィアン・マフーザ シルヴィアン・マフーザ

2019年に新加入したスピードランナーは、ワールドカップ日本大会で優勝した南アフリカの出身!
同国ユースの代表歴を持ち、学生時代は東京五輪を目指していた陸上選手。
南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」では、主に強豪ライオンズでプレー。スピードと強さを兼ね備え、
ウイングやフルバックとしてトライを取るほか、センターとしても貢献できる万能選手です。
私生活では千葉・浦安で、初めての日本生活を満喫中。
「本当に心からラグビーを楽しめています」。
陽気な新スプリンターに、アークスでの日々を伺いました。

スピードと強さを兼ね備え、
ウイングやフルバックとしてトライを取るほか、
センターとしても貢献できる万能選手

浦安で妻と2人暮らし。日本生活を満喫中。

アークスの地元・浦安に住んでいるそうですね。

日本は初めてですが、楽しんでいます。浦安に妻と住んでいて、チャン(・ヨンフン)と近いところです。
お気に入りの場所は「LAUMELIA CAFÉ」と、新浦安駅のコーヒーショップです。

日本で驚いたことはありますか?

『すごく安全』ということにいい意味でショックを受けました。
強盗に遭うことを心配せずに歩き回れます。妻は1人で色々なところへ行くことを心から楽しんでいて、1人で東京へ行ったりしています。
人びともフレンドリーで、交通機関も正確にやってきます。道は綺麗で、いろいろなことが便利です。南アフリカとはとても違います。

今のところ妻と2人で住んでいますが、私の母も日本に来たがっています。
僕が日本の良いところを伝えていますから(笑)。

アークスはウェルカムな雰囲気。ラグビーが「楽しい」。

アークスのバックスの雰囲気はどうですか?

とても好きです。
順平(小倉)はとても好きな選手の1人で、すごく良い環境を作ってくれます。
バシ(西橋勇人)も面白い選手ですね。

僕に最初に英語で話しかけてきたのはドガ(前田土芽)です。そして最初に僕のInstagramをフォローしたのは将太郎(松尾)でした(笑)。韓国出身のチャン(・ヨンフン)は家が近いので、一緒に行動することが多いです。

フォワードにも面白い選手がたくさんいますよ。

南アフリカのウェスタン・ケープ州出身。
陸上ハードル選手として夢は五輪出場だった。

生まれは南アフリカのどこですか?

ケープタウンの近くで生まれました。ゲイツ(シェーン)が生まれた所から車で2時間くらいの街です。

ご家族にスポーツをしている方はいますか?

父がラグビープレイヤーでした。キックがとても得意で、彼のニックネームは「シューズ」でした。

最初に取り組んだスポーツは?

陸上のハードルから始めました。
実は2020年のオリンピックを狙っていました。しかし19歳でジュニア・スプリングボクス(南アフリカのユース代表)に選ばれてからは、自分の目標が変わりました。

ハードルで記録を出したことは?

南アフリカの南西地域のレコードを塗替えました。13歳以下の80mハードルと、15歳以下の100mハードルで、地域新レコードを出しました。

初めてラグビーをプレーした年齢はいつですか?

おそらく7歳だったと思います。ラグビーが好きだった祖父に「小学校ではラグビーをしなさい」と言われたので。

なぜだかわかりませんが、最初のポジションはプロップでした(笑)。しかし足が速いとコーチが気づいて、13番(センター)の選手になりました。

幼少期の一番の思い出は何ですか?

近所の道ばたでスポーツをしていたことです。

クリケットのワールドカップがあればクリケットをして、ラグビーのワールドカップがあればラグビーをしました。本当に夜遅くまで近所の道でスポーツをしていました(笑)。

亡くなった祖父の意思も継いで、ラグビーの道へ。

本格的にラグビーに転向した理由は何ですか?

ラグビーが好きだった祖父は私にスーパーラグビーでプレーしてほしいと願っていました。
その意思を継いでラグビーの道へ。
今でも祖父の思いがモチベーションになっています。

そして実際にスーパーラグビーのライオンズでプレーします。
そこまでの道のりを教えて下さい。

2011年に高校を卒業する時、「2年以内にジュニア・ワールドカップでプレーしたい」と思っていました。

2012年に大学へ行って、勉強をしながらラグビーをしていましたが、2013年にジュニア・スプリングボクス(南アフリカA代表)に入ることができ、ジュニア・ワールドカップでプレーするチャンスを得ました。

その後大学に戻り、2014年にアッカルマン コーチ(元ライオンズ指揮官)からトライアルに誘ってもらいました。そこでヴィリー(・ブリッツ)に会いました。

ライオンズでプレーしたあと、また1年間大学に戻ってプレーし、その翌年キングズでプレーしています。そこではゲイツ(シェーン)に会いました。

キングズでゲイツとプレーしたあと、2015年の終わりに肩の怪我をしましたが、怪我明けからライオンズに復帰しました。そこからはずっとライオンズでした。

南アフリカのワールドカップ優勝は「誇り」

話題は逸れますが、母国の南アフリカがワールドカップ日本大会で、3度目の優勝を果たしました。

誇りに思っています。すごく嬉しかったです。南アフリカラグビーのこれからが楽しみです。

南アフリカ代表はとても多様性のあるチームで、困難な境遇で育った選手もいます。そんな彼らが、“ひとつのゴールに向かってまとまれば優勝ができる”、ということを示してくれたので、とても大きな価値がある事だと思います。

ライオンズのチームメイトでもあるマルコム・マークス選手はどんな人ですか?

マークス(マルコム)とはとても良い友達です。

彼はとてもアグレッシブで、フィールドのスキルもたくさんあります。あまり知られていませんが、スピードもあるんですよ。まだ若いですが、リーダーとして成長しています。

日本行きを決断した経緯を教えて下さい。

2017年に一度日本に来るチャンスがありましたが、ライオンズの環境が大好きだったので、その時は諦めました。しかしその後リース(・エドーワードHC)と話し合って、日本行きを考えるようになりました。

(元アークスでライオンズのエルトン・)ヤンチースが良い友達で、彼にラグビー以外のことを聞きました。ラグビーのこともそうですが、家族はどう生活にフィットできるかなどを尋ねました。

彼はアークスや日本がとても良い場所だと教えてくれて、ゲイツやヴィリーにもこちらへ来るように説得されました(笑)。そのような経緯で、日本行きを決断しました。

実際に日本へ来て、アークスでプレーした感想はいかがですか?

ラグビースタイルはライオンズと似ています。
エッジ(エリアの両端)にボールを運んで、スキルセットをしっかり使ってスペースを作る。そしてできるだけ多くのトライを取る。

最初に練習したときにライオンズと似ているシステムだと感じました。理解することは難しくありませんでした。

2020プレシーズン練習試合 日野レッドドルフィンズ戦にて。(2019年12月7日)

ファンの皆さんに見て欲しいプレーは?

スペースにいる仲間を見つけてボールを運ぶプレー、そして去年はディフェンスで成長できたので、それも継続してやっていきたいです。

あとは毎試合トライを決めたいと思っています。

最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

とてもエキサイトしています。見た人や子供たちに刺激を与えられるようなプレーをしたいと思います。チームはファンのためにトライをたくさんしようというスタイルなので、是非それを見て欲しいです。

チームメイトと「ファンの皆さんのために」という話をしています。すごく成功できるチームだと感じました。
たくさんの人達にチームのそうした部分を見て欲しいです。

今シーズンの意気込みを一言で表すと…

今シーズンの一言

シルヴィアン・マフーザ

生年月日
1993/7/29
身長/体重
179cm/82kg
出身地
南アフリカ
略歴
センター、ウイング、フルバックをカバーするユーティリティ・バックス。
陸上のハードル選手として2020年五輪を目指していたスプリンター。
ラグビーではユース世代の南アフリカ代表を経験。
スーパーラグビーでは主にライオンズでプレー。
千葉・浦安で妻と初めての日本生活を楽しんでいる。