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Special Interview

マンスリーインタビュー

「仲の良さ」が魅力!?東海大学出身メンバーで座談会!

鶴田選手×石井魁選手×湯本選手×池田選手

今回の座談会テーマは「東海大学出身メンバー」!

東海大学ラグビー部は、大学選手権で3度の準優勝を誇る強豪!
所属する関東大学リーグ戦では、初優勝から13年間で9回の優勝を果たしている王者です。
今回は、そんな東海大学出身の4選手が登場!

最年長は9年目のスクラムハーフ/ウイング(SH/WTB)の鶴田諒(つるだ・りょう)選手。
山梨・日川高出身で、ニックネームは「つる」。

その5学年下で、昨季東芝から新加入したのはウイング(WTB)の石井魁(いしい・かい)選手。
東京・保善高の出身で、ニックネームは「かい」「いしいちゃん」。

そして石井選手の1学年下のスクラムハーフ(SH)は、湯本睦(ゆもと・あつし)選手。
大阪・東海大仰星高出身で、ニックネームは「ゆも」。

最年少は2年目のセンター(CTB)、池田悠希(いけだ・ゆうき)選手。
ニックネームは「池ちゃん」で、出身高校は湯本選手とおなじ東海大仰星です。

大学屈指の強豪校であり、全員が今季トップリーグでの先発出場経験アリ。
しかし4人が醸し出すのは「ゆる~い」雰囲気です。
そんな空気感の理由から、東海大時代の思い出、今季トップリーグの振り返りまで、“東海大流”のトークを展開して頂きました!

鶴田諒選手、石井魁選手、湯本睦選手、池田悠希選手

左から鶴田諒選手、石井魁選手、湯本睦選手、池田悠希選手

これが東海スタイル!?「先輩感がない」

まず、それぞれ学年はいくつ違うのでしょうか?

石井魁選手(以下「かい」):鶴さん(鶴田)は5歳上で、大学ではかぶっていないです。

鶴田諒選手(以下「つる」):(石井)魁と湯本、池田は、それぞれ1つずつ違いますね。

湯本睦選手(以下「ゆも」):僕ら3人は年子です。

池田悠希選手(以下「池ちゃん」):僕らは大学でかぶっていて一緒にプレーしています。

このメンバーでご飯を食べに行ったりしますか?

かい:この座談会のこともあって、この前みんなで行ってきました!

池ちゃん:いやいや(笑)。来なかったじゃないですか(笑)。

ゆも:6時集合だったんですけど、僕と池田はオンタイムで着いていました。
鶴田さんは元から遅れる可能性が高かったので、遅れてきたのは仕方ないと思っていたんですけど、「1人来ないな」みたいな(笑)。

かい:気持ちは行ってたんです!でも行ける時と、行けない時があるので。

つる:途中から代打で杉浦が来ましたね。(※東海大卒のロック杉浦直人/2018年度退団)

ゆも:まあ、こういう感じなんですけど、鶴田さんが「東海会やろうよ」とよく言ってくれるので、やっぱりオサ(長)はしっかりしているなと思います。

4人それぞれのキャラクターを教えて頂きたいのですが、まず最年長の鶴田選手は、ほかの3人から見てどんな先輩ですか?

かい:見ての通りです。

つる:言葉では言い表せないキャラクター、ということです。

ゆも:鶴田さんはオサですね。

かい:そう。でもオサだけどオサじゃない。雰囲気と行動でオサの感じを出さないという、粋なオサです。

いけ:優しいですよね。

つる:まあ、これが東海大学の特色ですね。先輩なんですけど“先輩感”はないです。

では石井選手はどうでしょうか?

池ちゃん:後輩の僕からの印象は「ゆる~い先輩」(笑)。もちろん良い意味です!

つる:私生活のことでは絶対に怒らないよね。

かい:むしろ怒られる側(笑)。

ゆも:僕は大学の時も2コかぶっているので付き合いが長いんですが、魁さんは優しい先輩でもあり、プレーでは魅せてくれることが多かったです。頼りになる先輩でもありますね。

湯本選手はどうでしょうか?

池ちゃん:僕は高校も一緒なので、高校2年間、大学3年間を含めると、一緒にプレーするのは今年で7年目です。
湯本さんは高校の時からスター選手でしたが、僕は高校からラグビーを始めた初心者だったので、憧れの存在でした。でも大学で3年間一緒に過ごして分かったんですが、“先輩感”がない先輩でした。

かい:全員“先輩感”がない(笑)。

池ちゃん:あと面倒見が良い先輩でもあります。

つる:そうだね。上からもかわいがられるし、下もかわいがってる。プレーもキレキレで、ピカイチだし。
スターの素質があると思います。

最年少の池田選手はどうでしょうか?

ゆも:ちょっと抜けているエピソードならいっぱいあります。

つる:アホというのではなくて、「かわいいアホ」という感じ。

かい:「イラっとするアホ」では全然ないです。

ゆも:そういう意味ではかわいい後輩ですね。

かい:今年は絶賛売り出し中。

つる:プレースタイルにも出ている。思い切りが良い。「悩み事がないんじゃないか」というプレースタイルがすごく良い。

ゆも:これからは頼もしい後輩になりますよね。僕がシャイニングアークスに来てもらえるように勧誘したんですよ。電話でもメールでも、熱心に誘いました。だから入ってきてくれたんじゃないかなと思います。

池ちゃん:いやいや、全然連絡取ってませんでしたよ!(笑)

東海大ラグビー部あるあるは?

ぜひ東海大ラグビー部の良いところを教えてください。

つる:この3人の年代は知らないですけど、良い意味で上下関係がないです。だからプレーも思いきりやれます。
上の人との関係が良好だから、ガチガチになるということはないですね。

池ちゃん:全寮制で、部屋も先輩後輩が入り交じっているので、学年関係なく仲良くなれますね。思いきりプレーができましたし、私生活でも仲良くなれました。

つる:もちろん、関係性を築いた上での仲の良さですよ。

ゆも:親しき仲にも礼儀ありですね。

かい:みんなといる時はフランクな感じだけど、外部の人に対してはもちろん言葉遣いは直す。
そういうことは普通にやるので、常にどんな時も、ではないですね。

ちなみに「東海大ラグビー部あるある」というと?

つる:長距離移動に強くなるかもしれない。
(小田急線の)東海大学前駅から新宿まで1時間あるので。学生にとっての1時間はけっこう長い。

ゆも:朝練の「山ラン」がけっこうキツい。
朝練で山を走るんですけど、山の中を走って上って、手押し相撲をやって――。

池ちゃん:手押し車ね(笑)

ゆも:手押し相撲は楽しくなって終わりや(笑)

つる:たしか弘法山(こうぼうやま)だよね。

池ちゃん:春は2日に1回やっていましたね。

4人全員が今季スタメン出場!
東海大出身者の強みとは?

東海大には大学日本一という悲願がありますが、どのように展望していますか?

ゆも:僕らの時は、壁として帝京大学がありました。それこそ鶴田さんが3年生の時に帝京が優勝して、そこから9連覇。その時代がいま変わりつつあるので、非常にチャンスでもあるのかなと。
ただ東海大は帝京大を倒したことがないので、その殻を破ったら日本一が見えてくるのかなと思います。

つる:能力は絶対的にありますね。

かい:身体のベースはできますね。

つる:そう。大学入学時にベンチプレスが60キロしか上げられなかった選手が、140キロを上げて卒業しますからね。ポテンシャルはやっぱり高いですよ。

ゆも:人材の宝庫ではあるので、壁を乗り越えてほしい。トップリーガーも上の世代は良いメンバーがいて活躍してるんですが、最近は減ってきている。頑張ってほしいですね。

良い人材という意味では、アークスでは今季のトップリーグで、4人全員が先発出場していますね。

つる:良い人材ですね!伸びしろがあるんですよ東海大は(笑)。

ゆも:たしかに、今年は全員先発したことがあるのは東海だけですね。

つる:池田に代表されるように、思い切りは良い。

かい:固定概念とかはないし柔軟ですよ。幅広く捉えられる。

池ちゃん:たしかに!固執しているとかはないですよね。

つる:悪く言えばイエスマンだけど、よく言えば柔軟だし、対応力があると思います。

全員が出場している今季トップリーグですが、ここまで2勝2敗です(※取材日は2月10日)。敗戦した第2節サントリー戦、第3節クボタ戦はいずれも惜しい試合でした。

池ちゃん:2つとも勝てない試合じゃなかったです。

かい:そこ(惜敗の多さ)はチームが一番の改善しなければいけないポイント。この殻をいつ破るのかですね。
それはみんな分かっています。

つる:前半に離されてしまうと勝てないし、逆に負けていても食らいついていけば後半はすごく良いので。
クボタ戦は負けましたけど、実際に前半に取られすぎてしまっていた。
前半の失点を抑えていたら、という感じですね。

勝利した第1節日野戦、第4節リコー戦についてはどんな印象をもっていますか?

かい:勝った試合は全部鶴さんが出ていて、負けた試合は出ていない。

つる:それは関係ないけど――(笑)、勝った試合も前半は拮抗していた。
前半に突き放すのはなかなか難しいですからね。やっぱり前半をいかに戦うか、ですね。

かい:いま戦力的にはどのチームも変わらないです。良い外国人選手、若い選手もいます。だから前半から大差がつくというのはよほどの力量差がない限りはない。去年の順位が下だろうが上だろうが、やってみないと分からない。
それが今年のトップリーグの面白さです。

つる:相手の強さでいうと、次に戦う宗像サニックスブルースさんは自由奔放なイメージがあったけど、今年は組織だっている。Honda HEATさんも怖い存在です。

それぞれ個人として、今季のトップリーグをどのような意気込みで戦っているのかを教えてください。

ゆも:池田さんからお願いします。

かい:最後は言いづらそうだから、俺から言おう(笑)。僕は「見ていて楽しいプレー」をしたいですね。
単純に「強い」「速い」「凄い」というのは多くの方が分かってくれると思うので、見ていて面白い選手でありたいと思います!

池ちゃん:W杯では日本代表が格上に挑戦していく姿が、見ている人を熱くさせたと思います。
そうしてラグビーを楽しむようになった方が増えたと思うので、僕も見ている方が楽しくなるようなプレーがしたいですね。

ゆも:このシャイニングアークスを応援してもらえる人が増えることが、個人としてもチームとしても、一番目指していることです。
どういうプレーをしたら楽しめるのか、どういうラグビーをしたら勝てるのかを証明することが使命でもあるので、ラグビーが盛り上がるためにシャイニングアークスがあるんだ、ということを見せていきたいと思います。

かい:まとめるね~!

つる:僕は昔から知っている人に「あいつまだやってるんだ」「まだいるよ」と思わせたい(笑)。
それと湯本と同じスクラムハーフ(SH)で、湯本が出て僕が出ることが多いと思うんですけど、違うタイプのプレーをして「こういうスクラムハーフ(SH)もいるんだ」と注目してもらいたいかなと思います。

では、最後に今後の東海大に期待するところを聞かせてください!

池ちゃん:日本一!

ゆも:プラス、シャイニングアークスへ是非!

池ちゃん:いま最年少なので、後輩が入ってきたら嬉しいですね。

ゆも:池田の勧誘が足りない。池田を尊敬している人がいれば、絶対に入ってきてくれるはず。

かい:僕は鶴さんがいたからきた。

つる:間違いない。

かい:後輩には楽しいラグビーをしてほしい。見ている人も、やっている選手達も。

ゆも:その通りですね。

つる:われわれOBとしては、日本一と、シャイニングアークスに来てほしいということですね。

今日はありがとうございました!

4人:ありがとうございました。

かい:これ、面白い話できたのかなぁ(笑)