CloseUp Interview

クローズアップインタビュー

開幕前特集

金嶺志・湯本睦・牧野内翔馬

アークスの未来を担う若手3選手が、ニュージーランド(NZ)留学での経験や学び、そして今季トップリーグへの意気込みを語ってくれました。

その3選手とは、昨季トップリーグ開幕戦で新人ながら先発に起用されたLO金嶺志(帝京大卒)。
トップリーグデビュー戦でトライを挙げるなど、6試合に出場したSH湯本睦(東海大卒)。
昨シーズンは全15試合に出場して大活躍だったLO牧野内翔馬(法政大卒)。

入団2年目の同期3選手は、今年3月3日から5月28日までの約3か月間、NZ北島のワイカト地方へラグビー留学。貴重な経験を積みました。
まずは、それぞれが成長を確信している様子のNZ留学の話題から!
(インタビューは6月20日宮崎合宿にて)

王国での刺激的な日々。
「思っていた以上に仲が良かった(笑)」

NZワイカト地方へ3か月のラグビー留学。所属チームは全員同じですか?

牧野内翔馬(以下、牧野内):全員違うクラブチームです。

湯本睦(以下、湯本):僕はテ・アワムトゥです。

金嶺志(以下、金):僕はモリンズビルです。

牧野内:僕はバーシティというチームです。先輩たちも毎年行っています。宿泊はホームステイでした。

湯本:(金選手を指して)僕らはホームステイ先が一緒でした。

湯本選手と金選手は同じホームステイ先。3か月も一緒に暮らしていると、お互いに言いたいことも出てきたのでは?

金:特に不満はなかったです。困ったら助け合える関係ではあるので。

牧野内:野菜を食べなかったとか?(笑)

湯本:そう、彼(金)が野菜を食べないので、そのぶん僕が食べていました。
最初は僕が見えないところで取って食べていたんですけど、ホストファミリーの人も気付きだして。
「こいつは野菜食べないな」と。
僕もそれほど野菜は好きじゃないんですけど、「こいつはベジタリアンや」と思われるくらい食べてました。

金:バイキング形式だったんですが、野菜がどんどん小皿になっていて、それが湯本に寄っていくみたいな。
そのかわり、肉は僕が食べました(笑)。

ホームステイ先にルールはありましたか?

湯本:夜は静かにする(笑)。

金:寝るのが早いよね。

牧野内:繊細だよね。向こうの人は。

金選手には以前「NZは初めてだった」とお伺いしましたが、湯本選手も初めてだった?

湯本:海外遠征はいろいろなところに行きましたが、NZは初めてでした。NZは違うなと感じました。

初めてのNZを思い返して、いま頭に浮かぶことは?

湯本:バンジージャンプは怖かったですね(笑)。僕は高所恐怖症なので。

牧野内:押されて飛んだんだっけ(笑)。

金:拒否権はなかったよね。

牧野内:毎週金曜日に「NZ・エクスペリエンス」といって、ワイカト協会がいろいろな経験をさせてくれました。その中にひとつにバンジージャンプがあって。

ほかの楽しい思い出というと?

牧野内:休みの日に3人でサーフィンをしました。サーフボードを借りるのが安かったんですよね。全員サーフィンはできないんですが、見よう見まねでやっていました。充実していましたね。

金:思っていた以上に仲が良かったです。

(一同笑い)

今季トップリーグへ向けてレベルアップを確信。

ラグビー面では、今季トップリーグへ向けて、成長を実感していますか?

湯本:NZへ初めて行って、ラグビーの本質というものを改めて感じました。NZの人たちがラグビーに対してどう取り組んでいるかということは刺激になりました。
プレーでは、全体のレベルアップに加えて、スピードやフィットネスのテストが多くて、身体能力を少しでも上げることができたのではないかと思います。

金:NZの選手たちは全員がハングリーで、自分に自信を持っていました。僕はそういう部分で刺激を受けることが多かったです。
あとは、自分のイメージでは、外国人は大雑把なんじゃないかと思っていたのですが、学ぶことが多くありました。コーチはすごく細かい分まで意識して練習していました。タックルひとつでも、次はこうして次はこうして、とステップがあった。それがNZを強くしている秘訣なのかなと思ったくらいです。

牧野内:NZで毎日あった練習が「個人スキル」――タックルやブレイクダウンなどにフォーカスしたものでした。
元オールブラックスの方などからレビューをしてもらうということがあるのですが、「タックルスピードやブレイクダウンのスピードが足りない」と言われていました。
その部分を練習できたことがすごく良かったです。

それらの成長を活かす場となる今季トップリーグですが、全試合に負けられないことは前提の上で、あえて重要度の高い試合を挙げるとすると?

牧野内:初戦の神戸製鋼戦(8月31日/神戸ユニバ)だと思います。

金:そうですね。

牧野内:去年は初戦でリコーに負けてしまい、「あそこで勝っていたら」という感じもありました。
今年は初戦の神戸製鋼に勝てば、チームの雰囲気も良くなって、波に乗っていけるかなという気がします。

2年目のトップリーグ開幕はまもなくです。それぞれ今季に懸ける想いをお願いします。

湯本:去年は出場機会が6試合ということもあって、まずはチームでレギュラーを取れるよう、チーム良い影響を与える存在になっていきたいです。
今できることをしっかりやって、チームに少しでも貢献できるように頑張っていきたいと思います。

金:僕もスタメンで全試合に出ることを目標にやっています。
今シーズンは、それを何が何でも掴み取りたいと思います。

牧野内:昨シーズンは全試合に出場できましたが、全体的に試合で自分でどうするかではなく、言われた通りに動いていました。
今季はレギュラーで出るということは目標にしつつ、出場したらしっかり考えながらチームのために貢献したいと思います。

皆さん今日はありがとうございました!

3人:ありがとうございました。

帰国後の3選手。
左から、牧野内選手、湯本選手、金選手