シャイニングアークス「未来プロジェクト」♯8 チーム初、家族向けイベント「MaPaSunday」開催!ー企画から実施まで選手主体だからこそ実現できたことー

昨年より動き出した「未来プロジェクト」
「Victory」と「Value UP」、
2つの「V」の実現を目指し行ってきたフューチャーセッションの中で
「ShiningArcs 健康アクションウイーク2018」など様々な活動を通し、
アスリート社員だからこその強みを活かしてきた。

大きな手応えを感じた選手達は、
成果をそこで終わらせないため選手間で積極的に声を掛け合い、
チーム初の家族向けイベント「MaPaSunday」を企画し、
実施に至るまでをすべて選手主体で行った。

メインビジュアル
  • 企画から実施まで
  • MaPaSunday当日

未来プロジェクトの活動を機に、アスリート社員としての価値を見出す

「未来プロジェクト」とは選手たちがフューチャーセッションを重ね、アスリート社員としての魅力を高め、2つの「V」(「Victory」と「Value UP」)の実現に向け未来を切り拓いていこうというプロジェクト。

社内外の方を招き、互いに刺激し合いながら自分たちのありたい未来を構想していく学びの場として、多くの気づきやアイデアを生み出し、セッションを重ねるごとにブラッシュアップしてきた。

健康アクションウイーク等の活動を経て、アスリート社員としての価値を見出した選手達は「未来プロジェクト」だけにとどまらず、自ら手を挙げ今回の企画実行に挑んだ。

本企画を積極的に推進してくれたメンバーは、全員で何かを企画し実行していくのではなく、実現させたい企画をそれぞれが持ち寄り、実行に向けて検討を重ねていく。

今回集まった選手達が新たな挑戦として選んだのが、NTTcomグループ社員を対象とした、チーム初のファミリーイベント「MaPaSunday」。

昨年11月に行われた「未来プロジェクト#3」、NTTcomグループ社員も参加した総勢50名のセッションの中で、目崎啓志選手が「社員はもちろん、その家族まで健康になって欲しい」という思いから家族で楽しめるイベントを提案。
日曜日にお父さん、お母さんと子どもで参加するので「MaPaSunday」とネーミングをつけた。

MaPaSunday

選手発信で動き出した“MaPaSunday”

この企画が本格始動したのはジャパンラグビートップリーグ2018-2019が開幕した直後の9月。
選手間で推進役を担う小泉将選手、楢山直幸選手、「MaPaSunday」の名付け親である目崎啓志選手の3名が中心となり、イベント内容を一から考え、創り上げていった。

小泉選手に「MaPaSunday」の実施に至る経緯を聞いてみた。

小泉選手

「これまで“健康アクションメドレー”“浦安市役所押しかけラグビー”など行ってきて、それをやっただけで終わりにするのではなく、こうしたイベントを続けていくために次は何をしようかと考えた時、浦安で何かやりたい、社内向けがいいとそれぞれ意見が出ました。
その中で実現できそうなものは何かと具体的に話していく中で、目崎選手が言っていた「MaPaSunday」がいいのではないかということになりました。
前からNTTコミュニケーションズでは社内で定期的にファミリーイベントが行われていたので、それを参考にすれば社内にいるシャイニングアークスを応援してくれている方に参加頂き、浦安でイベントを行うことが可能になると思い、早速実施に向け準備を始めました」

  • 健康アクションメドレー

    ▲健康アクションメドレー

  • 浦安市役所押しかけラグビー

    ▲浦安市役所押しかけラグビー

目的に沿ったプログラム

MaPaSundayをどのような目的のもと実施するのか。またイベントを通じて何を伝えて行きたいのか。「社員はもちろん、その家族まで健康になって欲しい」という想いをどのようなプログラムとして形にするのか。イベントをやる意味につながる根本的なところを見落とさないよう、明確にしていく。

MaPaSundayの目的

シャイニングアークスを常日頃より応援してくれている社員とその家族に対し、運動の場を提供しワークライフバランスの充実を図る。

普段育児や仕事で忙しくあまり接点の作ることのできない親と子の交流場を提供し親子の絆を深めてもらう。

選手達の特色が活かせて、かつ参加家族がみんな楽しめるようにと企画されたのが『アークスチャレンジ』。
他にも、せっかくアークス浦安パークに来てもらうのだからと、選手アテンドの施設案内、これを機にラグビーを知ってもらおうと楢山選手による講習会も加えた。
そしてシャイニングアークスの選手と楽しく過ごしてほしいと、最後は「ランチ会」で交流を深めるプログラムを創り上げた。

SAグランド利用イメージ

▲アークスチャレンジのグラウンド利用イメージ

実現に向けての企画立案

日々のトレーニングとそれぞれの業務(仕事)があり、週末にはリーグ戦もある。
そんな中でも選手達はスケジュール管理とそれぞれの役割分担を徹底し、実施に向けて社内調整を行っていく。

総務部との連携
社内のファミリーイベントは総務部が行っている為、運営的なノウハウを学ぶ目的も含め打合せを重ねた。
周知や募集については選手に代わり総務部が引き受けてくれるなど、打合せを通し自分達では気づけない細かな部分を教わり、実用的なアドバイスをもらうことができた。

スケジュール通り事前周知や募集を行い、参加家族が決まると当日の保険手続き、お弁当の手配なども行い、選手・スタッフの配置や、参加家族の動線など準備に不備が無いか最後まで選手が確認を行った。

実施スケジュール

▲実施スケジュール

MaPaSundayのご案内

▲MaPaSundayのご案内

イベント当日を直前に控えた、11/2(金)小泉選手は
「チーム初の企画なので、どこにもお手本がなくて・・・手探りで進めて行ったので何が正解かわからないところが大変でした」と苦労を話した。

小泉選手2

「自分と目崎、楢山が中心となり進めて行ったのですが、3人の考えがそれぞれ違うからこそ、おもしろいものが考えられたのだと思います。当然、意見が別れることもありましたが、言いたいことはきちんと言いあい、最終的にみんなが納得してまとまって行きました。
僕にはまだ家族はいませんがイベントが終わった時、子供たちが楽しかった!と笑顔になってくれればいいなと思っています。子供が喜べば親もきっと嬉しいはずです」

そしていよいよ、「MaPaSunday」当日を迎える!

会場セッティング
11月4日(日)天気はくもり。16℃
すこし風が冷たく感じますが、選手達は元気に半そで姿。
参加家族に楽しんでもらうための準備も、もちろん選手達自らが行います。

  • 写真2
  • 写真3
  • 写真4

受付開始
受付担当は小泉選手と目崎選手。

  • 写真5
  • 写真6

事前に参加する家族ごとにチーム分けをした一覧を作成しており受付を済ますと、それぞれのチームカラーが記されたカードを目崎選手がお子さんに渡します。

写真7

カードには後ほど行われる「アークスチャレンジ」のMAPなどが記されておりカラフルな色をつかい分かりやすく記されています。
これも選手のお手製!
(四隅の切り方が少し雑ですが・・・手作り感が伝わります!笑)

写真8

開会式
ハイパフォーマンスルームに集まった参加家族の前に立った小泉選手は「今日は寒い中、ご参加頂きありがとうございます!」とお礼を述べると、浦安での開催経緯を説明しました。
「今年4月から僕達は浦安に移転し、素晴らしいグラウンドと施設を会社に作って頂きました。この素晴らしい施設を是非みなさんにも見て頂きたいという思いから、浦安に来てもらいました。」

続けて「MaPaSunday」について
「ママ、パパに日曜を楽しく健康的に過ごしてもらおうということでネーミングしました。月曜の朝を元気に迎えるために健康とスポーツの両面から考えていけるようなそんなイベントにしたいと思っています!」と挨拶をすると、続けてラグビー部山本部長より、

写真9

「今日のイベントは選手が考えて作り上げたものです。いつも応援頂き、日ごろ選手達が職場でお世話になっているみなさんへの恩返しというのもありますし、健康や体を鍛えることに関して選手はプロなので、その辺のノウハウを教えてもらえればと思います。
なにより健康でなければ楽しくないですし、良い仕事もできませんので家族のみなさんとこの広いグラウンドで体を動かし、親子の絆を深めてほしいと思います。がんばりましょう!」と挨拶頂き、さっそくイベントスタートです。

施設案内
受付時に配られたカードに記された自分のカラーと同じ色の腕章をつけた選手の元へ移動。
早速チームごとに移動し選手アテンドによる施設案内開始。

  • 写真10
  • 写真11
  • 写真12
  • 写真13
写真13

20kgあるシャフト(バー)を選手の補助で実際にトレーニング体験。
ただの見学だけではないところが選手アテンドの最大の魅力です。

写真14

動体視力を鍛えるビジョントレーニング。
選手達はウォーミングアップで利用することが多く、高数値を目指し取り組んでいると喜連選手が説明。
参加者のお子さんが背伸びをしながらチャレンジしました。

いつも選手達がどのようにトレーニングし、屈強な肉体を作り上げているのか、参加者の知りたいことを選手ならではの目線で説明していきます。

楢山選手の授業
施設案内を終ると、楢山選手による「ラグビーを知って、ラグビーから学ぼう」の授業がはじまります。
「今日は僕のこと、動けるポッチャリ、なら先生と呼んでください!」穏やかな雰囲気で授業スタート。

  • 写真15
  • 写真16

    ▲「デブじゃなくポッチャリです笑」
    と笑いを誘う楢山選手

写真17

先ずはラグビーというスポーツについて代表的なプレーやルールをわかりやすく話すと、「ラグビー選手ってどんな人だと思う?」と質問。子供達は「体が大きい」「力持ち」「足がはやい」「背が高い」「頭が良い人」と次々に手を上げ、ラグビー選手に対するイメージを発表します。

写真18

「全部正解です。選手の中には153cmの人もいるし、2mを超える選手もいます。足の速い人、体の大きい人いろいろな選手がいて、それぞれ個性を活かしてラグビー選手になっています。僕は体が大きくて力があることを強みにしています。足はちょっと遅いけど試合中は助け合ってプレーをしています。」

なら先生は、得意なことはみんなそれぞれ違う。違うからこそそれを強みにしてほしい。
自分の個性、特徴をどんどん伸ばし、活かしてほしいと語りかけました。
また、ラグビーでは試合が終わると相手の健闘を称え合うノーサイドの精神を紹介し、お父さんお母さん、お友達など周りの人に尊敬や感謝を忘れずに生活していこうと呼びかけ、なら先生の授業は終わりました。

  • 写真19
  • 写真20

アークスチャレンジ!
全8種類のチャレンジが用意され、各ステーションでチャレンジを成功すると選手よりシールがもらえます。

写真21

懸垂チャレンジ
目標は親子で合計20回!
お子さんの懸垂をお父さんとお母さんが支える。
まさに親子の助け合い、絆が深まります!

写真22

スレット20mチャレンジ
スクラムトレーニング用のスレット
(プレート25㎏~35㎏)を親子で協力して
1分以内に20m動かします。

写真23

綱引きバトル
選手vs親子で10秒間綱引きバトル!

親子で力を合わせますが、屈強な選手には歯が立ちません・・・。
「悔しいー!」と言いながらも選手の強さを身もって体験してもらいます。

地獄のランメニュー (SAKATA式)
ラインを往復しながら、徐々に距離が伸びていくまさに地獄のランメニュー。
「がんばれっ!」と声をかけてくれる選手と一緒に、お父さん、お母さんも必死に走り完走していました。

  • 写真24
  • 写真25
写真26

ストロングマンチャレンジ
トレーニングで使った様々な用具を家族交代で指定の場所へ1分以内に運びます。

写真27

トライチャレンジ
30秒以内に選手を抜いて何回トライできるか2人でパスをしながらトライを目指します。

写真28

パス&キャッチチャレンジ
親子でキャッチボール。
「パスはゴルフのスイングみたいに腰のひねりを意識して」とお父さん達にアドバイスをします。

キックゴルフ・コンバージョンチャレンジ
ポールに向かって親子で順番に蹴って進んでいく。最後はHポールの上を通したらクリア!

  • 写真29
  • 写真30

ランチ会
アークスチャレンジを終えた参加者は、クラブハウスの食堂で選手と一緒に食べながら親子の会話や選手との談笑を楽しみます。

  • 写真31
  • 写真32
  • 写真33
写真34

広いグラウンドで走りまわれて子供達が楽しめたので参加してよかったです!
クラブハウスを実際に見られてすごく良かったですし、もっと強くなってほしいと思いました。
今後も、こういう企画が頻繁にあるといいなと思いますし、来年ワールドカップに向けてのイベントとかもあるとうれしいなと思います。また是非参加したいです!(楠ファミリー)

写真35

近所に住んでいるので建物は見ていたのですが、実際に中に入れたことがとても良かったです。
靴がきれいに並んでいるところが見られたり、マネジメントルームにあるカメラ操作をやらせてもらったり、いい体験ができました。今日を機になら先生のファンになったので応援して行きたいと思います。今後もこういったイベントを続けてもらいたいと思います。(山本ファミリー)

食事が終わり、参加者がクラブハウスを後にする際には、選手たちが花道を作って、サインや写真撮影に応じながらお見送り。
この時には、チームから、ミニボールや選手カード、チームロゴのシールが全員にプレゼントされました。

  • 写真36
  • 写真37
写真38

後片付け
後片付けも選手達で行います。

  • 写真39
  • 写真40
  • 写真41

最後まで自分達の手で行い、イベントは無事に終了しました。

今回のイベント実施に向けて中心的な役割を果たした小泉選手、楢山選手、目崎選手の3名に選手主体で行った「MaPaSunday」を振り返ってもらう。

  • 写真42
  • 写真43

目崎選手
「MaPaSunday」のアイデアは1年半ほど前から「フューチャーセッション」の中で挙がっていたものでした。いくつかの経験(イベント)を経て9月頃から実現に向けて動き出しました。

目崎選手

選手主体だからこそ、それぞれが積極的に動き至らないところをカバーし合ってこられましたし、協力してくれた選手やスタッフ、ラグビー担当のおかげで今日という日を迎えることができました。
今朝も集合時間より早く集まってくれて、イベント中もそれぞれがアドリブを利かせ調整してくれたので本当に助かりましたし、そういったひとりひとりの創意工夫のお陰でイベントが大成功で終えられたのだと思います。

僕達はラグビーで日本一を目指してがんばるのはもちろんですが、“ラグビー選手だから”ではなくて“シャイニングアークスの選手だから”こういうことができるのだと世間に広く発信して行きたいし、それだけの価値が自分達にはあると選手ひとりひとりが考えて行動して行きたいと思います。

目崎選手2

唯一大変だったというか・・・
子供達に配ったカードを僕が作ったのですが、四隅を雑に切ってしまい、仕上がりが綺麗にできませんでした(笑)

楢山選手

楢山選手
今回の講義をどうして僕がやることになったかというと、僕には子供がいるので親の目線で子供にどういうことを大切にしてほしいかを考えて伝えて欲しいと小泉から言われたからです。
子供から大人まで幅広い年齢層でラグビーに興味のない人も多い中で何をどう伝えたら良いか・・・準備にはかなり時間がかかりましたし、小泉、目崎両選手にアドバイスをもらって修正に修正を重ねました。

資料ができてからも、発表の練習をパパ友に聞いてもらったりしましたが、どう話せば小学生にも分かってもらえて、大人も退屈しないか、ここはすごく難しかったです。
でも、ラグビー選手や親としてというより、人として周りに感謝の気持ちを持つことが大切だということを伝えたかったので、そこはきちんと話せたし伝わっているんじゃないかと思っています。

小泉選手

小泉選手
思った以上にいろいろな方の笑顔が見られました。僕は子供が楽しそうにして、お父さんお母さんがその笑顔を見て参加してよかったと思ってもらいたいと思ってがんばってきたので、思い描いていた姿が見られたので本当に良かったです。

最初から選手同士の「ほうれんそう」がしっかりできていましたし、スタッフも協力的で選手がやりたいこと実現させてやりたいという目線でアドバイスくれたり、否定的ではなく肯定的に協力してくれたので、苦労なく進めることができました。

今日の出来は・・・98点ですかね。
目崎のカードづくりがもう少し丁寧だったら100点満点だったんですけどね(笑)

チーム初のファミリーイベントは、前例のない挑戦だった。
しかし、何もかも手探りで進めたからこそ「もっと良くするためにはどうしたらいいか」と考え続け、選手だからこその視点で参加者を笑顔にすることができた。

前例のないことだからこそ、取り組む価値があったと選手達は実感し、ここで止まらず継続していくことが大事なのだと、100点満点を目指す挑戦は今後も続いていく。