Column

コラム

ホーム浦安での強化合宿レポート ホーム浦安での強化合宿レポート

  • 1日目・2日目
  • 4日目・最終日

2020年1月12日開幕の日本最高峰「トップリーグ」へ向けて

NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)が強化合宿!
合宿地は、本拠地のアークス浦安パーク。
11月25月(月)から29日(金)まで、2度の3部練習をふくむ5日間の合宿を行いました。

合宿の大きな目的は、12月の練習試合へ向けた調整でした。
「12月から試合が入ってきます。そこへ向けて、チームとして機能するように作っていく最終調整です」(友井川拓アシスタントコーチ)

トレーニングマッチは4試合を予定。1月12日(日)のリーグ開幕戦へ向けて、いよいよ完成度を高めていきます。

11月25日(月)の合宿初日は2部練習。

まずは2チームに分かれて筋力トレーニング&スキル練習。フォワードはスクラム練習を行い、午後は80分間のチームトレーニングを行いました。

26日(火)は厳しい3部練習。
朝は午前6時前から始動し、早朝から約1時間の筋力トレーニング!

第2部は午前10時から、まずはポジションごとのセッション。
今季新加入の南アフリカ代表のフッカー、マルコム・マークス選手もチームに合流していました。

期間中はあいにく悪天候が続き、この日も外は冷たい雨。
しかし雨はもちろん、雪でも試合が行われるのがラグビーです。

「こうしたシチュエーションでのゲームはありますし、今年は1月からリーグ戦が始まります。このような(雨で寒い)シーンも想定されます」(友井川コーチ)

雨の日には、雨の日のための戦い方、スキルを確認します。

バックスはワイド展開を想定したパス練習もおこない、フォワードはラインアウトモール、スクラムの練習を繰り返しました。
練習後、アークスひと筋で12シーズンプレーした友井川コーチは「雰囲気は良いです。良いチーム作りが出来ていると思います」と現況を教えてくれました。

合宿の昼食は午前12時前から。クラブハウス2階の食堂に選手が集います。
食事はアスリートにとって重要項目。栄養バランスを考えた食事を摂りながら、選手もリラックスムードです。

昼食中には英語のレッスンが行われることも。
各自がさまざまな過ごし方で、午後の練習へ向けて英気を養っていました。

午後の第3部はチームトレーニング。ボリュームのある80分間のグラウンド練習です。

チームの川原佑レフリーが笛を吹き、本格的なコンタクト練習も。
グラウンド全面を使い、時に激しく身体を当てました。

明くる12月27日(水)、午前中は身体を休め、午後には合同練習で実戦経験を積みました。

午前中にはクラブハウス2階で、メンタルトレーニングの専門家でもある小沼健太郎キャリアディレクターによるメンタルセッションが行われました。
選手が一堂に会し、ボクシングの井上直弥選手のドキュメンタリー番組を鑑賞。
テレビ番組を使ったメンタルセッションは「初めての取り組み」だそう。

外国人選手も多いため、番組音声の翻訳をコーディネーターの阿部達哉さんが、そして映像に載せる編集作業をアナリストの浦野龍基さんが担当。

そのことが小沼さんからアナウンスされると、選手から「ありがとう!」の声、拍手が起こりました。

番組鑑賞後は、ボクシング経験もある小沼さんが、ボクシングの井上選手の凄さを説明。

主なメッセージは、いかなる状況でも能力を最大限発揮すること、そのためには準備力が重要であること。小沼さんは「準備力が発揮力を決める」という言葉を伝えていました。

「選手は朝から晩まで練習しています。だからこそ、力を発揮させてあげたい。選手の試合に対する目標は、自分の力を最大限に発揮することです。そのために今のスポーツ界の象徴である井上選手の映像を使わせてもらいました」(小沼キャリアディレクター)

モチベーションを高め、午後は他チームとの合同練習で実戦経験を積みました。

強化合宿レポート(4日目・最終日)

4日目の11月28日(木)は、合宿最後の3部練習。

まず早朝6時前から2組に分かれて筋力トレーニング。
指導するのは新田博昭ハイパフォーマンスマネージャーと、川端昭彦ヘッドS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ、竹川和臣S&Cコーチです。

屋内練習場の選手たちは、重りの入ったベストを背負って爬虫類のように這って進んだり、ウォーターバックを背負って複雑な動きをしたり。さまざまを運動で黙々と心身を鍛えます。

練習後にはフロントローの選手が特訓中。アークスOBの斉藤展士スクラムコーチは、スクラムだけは別の強化プログラムで動いていると教えてくれました。

「この合宿で、チームは試合へ向かっていますが、スクラムは違います。スクラムの強化は休みも入れて50週くらいのプランで考えています。ワールドカップで休みの期間もスクラムはやっていました」(斉藤スクラムコーチ)

独自の強化で、アークスならではのスクラムへのこだわり、文化が生まれています。

昼食を挟んで、午後はこの日も悪天候のなかチームトレーニング。

2チームに分かれて、スタート地点を変えながらアタック&ディフェンス練習。
雨脚は次第に強まりますが、選手の盛んな声は変わらず。辺りが暗くなるとグラウンドの照明が点き、練習もヒートアップ。

ハードな80分間は17時前まで続きました。

無事4日間の合宿を終え、迎えた合宿最終日。
練習後、本社のある大手町では、リーグ戦へ向けたキックオフパーティーも行われました。

チームが狙いを定めるトップリーグ初戦は1月12日(日)。東京・秩父宮ラグビー場で行われる日野レッドドルフィンズ戦です。

浦安合宿でチームの精度を高めたアークス。
4強入り、そしてトップリーグ初優勝という高みを目指し、勝負のシーズンへ挑みます。