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コラム

2019福島合宿レポート 2019合宿キャンプレポート

  • 1日目・2日目
  • 4日目・最終日

国内有数のスポーツ施設で5日間のハードトレーニング!

2019年5月1日より新元号「令和」がスタート!
我らがNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下アークス)は、ゴールデンウィーク中明けの5月7日(火)から11日(土)まで、福島県双葉郡楢葉町・広野町のスポーツ施設「Jヴィレッジ」で、5日間の合宿を行いました。

今キャンプの目的について、BKコーチから今季昇格したヒュー・リースエドワード新HC(ヘッドコーチ)は「ここまでのシーズンで、身体を当てる強度の高い練習をしてきたので、どういう動きをするかなどの役割の確認などを行います」。

6月22日(土)に開幕するトップリーグカップ2019(仮称)へ向け、完成度を高める段階に入りました。

5月7日の合宿初日。

まずはアークス浦安パークで40分間の練習を行ったのち、バスで福島のJヴィレッジへ!

到着すると、いきなり約1時間30分のチームトレーニング!練習効率などを高めるため、チーム練習の前には毎回綿密な全体ミーティングを行います。

今合宿には、アークスでは指導2期目となるジョー・バラカット アシスタント(DF)コーチ、川端昭彦ヘッドS&Cコーチ、竹川和臣S&Cコーチも参加。

そして、気になる新加入選手たちも元気な姿を見せていました。

大卒新人選手では、PR齊藤剣(明大)、HO山口達也(立命大)、SO松尾将太郎(明大)、CTB前田土芽(筑波大)、WTB/FB安田卓平(同大)。そして韓国代表WTB/FBチャン ヨンフン選手です。

合宿2日目の翌5月8日(水)。

この日は過酷な3部練習!まず早朝5時50分から筋力トレーニング。全天候型練習場「Jヴィレッジドーム」で、フォワード(FW)、バックス(BK)が交互に汗を流しました。

朝食後には、フォワードがスクラム練習、バックスがスキル練習。そして午後4時からは練習第3部、この日最後のチーム練習を行いました。

続く合宿3日目の5月9日(水)も、スタートは早朝5時台。この日はバックス選手が先に上半身のトレーニングを行いました。

この日も朝食を挟み、午前中は1時間超のチーム練習。グラウンド全面を使い、動きの確認などに専念します。
ロブ・ペニー前HCが5年間で浸透させたワイド展開、スペースへのアタックは今年も健在。

ただ今季のアークスが志向するのはアップデートされた難易度の高いラグビー。最初からすべてが上手くいくわけではありません。位置、動きなどの意志統一が必要です。

ミスがあればすぐに修正ポイントを確認。活発に意見交換するなど、次のプレーへ前向きなアクションをします。

グラウンドには昨季選手を引退した友井川拓アシスタントコーチの姿。

長年ハーフバック団を組んできた鶴田諒選手は「もうコーチが板についていますし、信頼があるので説得力があります」と太鼓判。

フォワードは新任のバラカット&斉藤展士アシスタントコーチが担当。
2人とも選手に負けないパッションでチームの士気を高めます。

2019年度福島合宿レポート(4日目・最終日)

疲労度が濃くなる合宿4日目(5月10日)。

この日は2部練習となり、午前9時30分からチームトレーニング。

ハンドリング練習から始まり、15対15の攻防やキックオフ練習などを行いながら、声を掛けるタイミング、立ち位置などを細かく確認します。

最後はロープを使ったタックル練習で締めました。

また練習後にはそれぞれがアフター練習。

2年目のLO斉田選手とルーキーのPR齊藤選手に対しては、金キャプテンとアマナキ選手が、ボールキャリーやジャッカルのコツを伝授。

斉田選手と齊藤選手は、熱心に聞き入りながらもどこか嬉しそう。

昼食と3時間半の昼寝休憩を挟み、午後は4時20分から練習へ。
この日はFW・BKの二手に分かれ、筋力トレーニングとユニット練習を交互に行いました。

まずはFWが先にグラウンドで汗を流し、ラインアウトモールの攻防など。
続いてFWが室内競技場での筋力トレーニングを行い、代わりにバックスがグラウンドへ。

友井川コーチ指導のもと、距離を大きくとったパス練習、そしてキック練習などをテンポ良く行いました。

練習の強度について、入団は9年目でチーム最年長のNO8山下弘資選手は
「きついですね(笑)。でも楽しくやれています」。

チームの前向きな雰囲気が伝わってきます。

合宿最後の5日目は、午前8時から約2時間のユニット+チームトレーニング。
合宿の総仕上げです。

フォワードは2つのチームに分かれ、わずかなインターバルで8対8のスクラム、ラインアウトを交互に行います。
アークスの川原佑レフェリーは試合と同じように笛を吹きます。

激しいファイトをしながら選手間の意見も飛び交い、斉藤コーチも「良い集中力!」の声。

ピッチサイドには正午から始まるクリニックに参加する高校生たちの姿。固唾を呑んで見守っていました。

続いてはFW・BKが合流し、全体での対人トレーニング!

相手を身体の周りで一周回したり、組み合って倒したり・・・。
レスリングの要素を導入した練習で対人の強さを養います。

集団のボールキャリーを意識した攻防を行ったあと、最後はグラウンド全面を使用しての15対15!

スクラムやラインアウトなど、位置や状況を変えながら、これまでの総仕上げのアタック・ディフェンスを行いました。

ここで3部練習もあった5日間のトレーニングは打ち上げ。

その後チームは二つに分かれ、一方は子供たちとのラグビークリニックで、福島県内の中高生を指導。

もう一方は、福島第1原発事故の記憶と廃炉の現状を発信する「東京電力廃炉資料館」を訪問。
事故現場から南へ約10キロの福島県富岡町にある施設で、廃炉の現状などについて学びました。

5月11日の午後、合宿を打ち上げたアークスは、バスで3時間半をかけて、本拠地・アークス浦安パークへ帰還。

現在のチームのターゲットは、「トップリーグカップ2019(仮称)」の初戦、6月23日(日)東京・秩父宮ラグビー場で行われる東芝ブレイブルーパス戦です。

福島合宿でチームの精度を高めたアークス。目の前の一勝を一つひとつ掴み取りながら、さらなる高みを目指します。